『サキヨミ!』6巻が発売されましたー!!
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美羽たち美術部の夏合宿のお話です。
髪をほどいた夕実ちゃんやレイラ先輩のイラストは必見!
美羽と瀧島君二人だけの場面も、いつもより多めになっております。
どうかみなさんに楽しんでいただけますように!
あとがきに書いた「二人でキャンバスを並べて~」という補足について、字数の関係で書ききれなかったことをこちらに残しておこうと思います。
19世紀にチューブ絵の具が発明されたことにより、それまでアトリエで作業をしていた画家たちは、屋外に出て絵を描くことができるようになりました。
(チューブ絵の具の発明以前は、持ち運びに適した絵の具の容器がなかったのです。チューブの代わりにどんな容器を使っていたのか知りたい方は、調べてみてください)
(チューブ絵の具の発明以前は、持ち運びに適した絵の具の容器がなかったのです。チューブの代わりにどんな容器を使っていたのか知りたい方は、調べてみてください)
この流れの中で出てきたのが、自然光の下でさまざまな風景を描いた「印象派」と呼ばれる画家たちです。彼らはしばしば仲間の画家とキャンバスをならべ、同じ風景を描きました。
モネとルノワールはその「印象派」を代表する画家で、仲の良い親友同士でした。
あとがきで触れた『ラ・グルヌイエール』についてですが、モネ、ルノワールともに、1869年に制作された同タイトルの作品は、複数のものが残っています。
私があとがきで語っているのは、こちら↓の中央に小島のある作品についてでした。
これは、モネとルノワールどちらの作品でしょうか?
正解は、ルノワールです。
モネの描いた『ラ・グルヌイエール』とどのような違いがあるのか、ぜひ調べてみてくださいね。