8月の雑記~幻水と作りたい欲~

2024年8月30日金曜日

感想 雑記

 みなさん! いよいよ8月が終わりますね!!

 去年は暑さで体調を崩してしまったので、今年の夏は無事に乗り越えられますようにと祈っていました。

 なるべく出かけないようにしていたこともあり、滝汗とその結果のじんましんに苦しんだのは数日のみ。その他、突発的な頭痛や胃痛、耳鳴りなどに悩まされはしましたが、おおむね落ち着いた体調で過ごすことができました。

 9月もまだまだ暑そうですが、ひとまず山を越した感があるのでほっとしています。


幻想水滸伝リマスター版の発売日が発表!

 ついに発表されました。Xもちょっとしたお祭り状態でしたね!

 幻想水滸伝1と2は、学生時代にはまりまくった大好きなゲームなんです。
 →「幻想水滸伝とUちゃんの思い出」(note)

 Xでは幻水に関する絵やポストがたくさん流れてくるので、毎日ホクホクで過ごしています。

 そして、こんなポスト↓をしたのですが……

 ここにナナミやジョウイ、2の主人公を入れ忘れてしまいました。この三人は永遠だよね!

 今気づいたのですが、瀬戸レイラはおそらくナナミの影響も受けています。ナナミほどお姉ちゃんっぽさはないですが、あの明るさは引き継いでいるのかなあ、と。

 今から来年が楽しみです。特典で迷っていてまだ予約できていませんが、絶対に買います。


作りたい欲

 キャラクタプロフィールの画像を作るのがすごく楽しかったんですよ。

 これがきっかけで、私の中にある「作りたい欲」に火がついてしまったようです。

 その後、公式サイトトップにカルーセルを設置することを思いつき、そのための画像を作成。

 それだけではまだ欲が満たされず、クイズだの占いだの、思いついたものをかたっぱしから形にしていきました。その結果が「雪うさルーム」です。

 楽しすぎてどうにかなりそうでした。学生時代、コミックメーカーやカードワースでゲームを作っていたときのことを思い出したり。またゲーム作りたいな。

 ただ、燃え尽きてしまい、反動のせいか今は何もやる気がしません。


インプット報告

 といっても映画は見ておらず、本をちょこっとだけなのですが……。その中からいくつか選んで感想を。

・『自由研究には向かない殺人』

「これは夏休みに読みたいなあ」と思ってずっと読むのを先延ばしにしていた本。ようやく読めました。ページ数多いと思ったけど、面白くてあっという間でした。

 ただ、主人公・ピッパの性格がちょっと気になりました。頭がいいのに、あまりにも楽観的&軽率で……。後半で起きた悲しい事件は彼女の軽率さのせいと言っても過言ではないので、「ほらやっぱり!ああもうっ!」と思ってしまいました。

 ドラマ版もちょっと見ましたが、ピッパ役のエマ・マイヤーズがイメージと違ったこともあり、いまいち入りこめませんでした。読んでいる間、私の頭に浮かんでいたピッパは『ゴーストワールド』のソーラ・バーチだったので。

 続編も気になりますが、読むならまた来年の夏にしようかと思います。


・『地雷グリコ』

 頭のいい人じゃないと書けないやつ……!すごく面白かったです。

「地雷グリコ」「坊主衰弱」までは、まだ大丈夫だったんですよ。真兎の作戦が、自分の考えることができる範囲内にぎりぎりおさまっていて。

 けど「自由律ジャンケン」で「ちょっと待って」と脳が限界を訴えました。真兎も佐分利もついでに椚先輩も、頭がよすぎて言っていることがすぐには理解できない。何がどうしてこうなったのかという勝負の流れはわかるのだけど、いかんせん「なぜそのように考えることができたのか」が常人の頭では理解できない。完全に傍観者。

 そして「だるまさんがかぞえた」で真兎が取った方法、完全に盲点でした。でもそうだよね、真兎はこうしてかなり早い段階で「勝ってる」子なんだよね。もともとのゲームのルールが単純なだけに、追加ルールがものを言うことになるわけだ。椚先輩の真兎に対する強い信頼も感じ取ってウフフとなりました。

 この頃には完全に真兎というキャラクターの虜になっているので、鉱田ちゃん同様、絵空との間にいったい何があったのか知りたくてたまらない状態に。真兎と鉱田ちゃんの関係には、「成瀬は天下を取りにいく」の成瀬と島崎っぽさも感じました。

「フォールームポーカー」は読み合いに次ぐ読み合いで、期待を裏切らない真兎の作戦が実に見事でした。三人の関係が前進してよかった。もっと真兎たちの勝負や青春を見ていたいので、続きも楽しみにしております。

プロフィール

七海まち(ななみ・まち)
小説を書いています。角川つばさ文庫より「サキヨミ!」シリーズ発売中です。

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