今年はデビュー作である『サキヨミ!』シリーズを無事に完結させることができた、特別な一年となりました。
![]() |
| 担当さんからのサプライズプレート☆ |
完結時にも書かせていただきましたが、改めてお礼を言わせてください。
ここまで「サキヨミ!」シリーズについてきてくださり、最後まで読んでくださったみなさま。本当にありがとうございました!
「サキヨミ!」でつないでいただいたご縁がこの先も続いていくようがんばりますので、どうぞ来年もよろしくお願いいたします!
なかなか新作のお知らせができずに本当に心苦しいのですが、少しずつ、少しずつではありますが準備は着実に進んでおりますので、どうかもう少しだけお待ちいただければ幸いです。
(つばさ文庫以外のことも何かお知らせができるかもしれないので、そちらも楽しみにしていただければ……!)
山口美由紀先生によるコミカライズ版「サキヨミ!」も、今年3巻と4巻が発売されました。内容は原作3巻のチバ先輩編に入っており、LINEマンガさんでも引き続き連載中です!
おまけマンガである特別編含め、美羽たちキャラクターを本当に生き生きと楽しく描いてくださって、「サキヨミ!」の世界を素敵に広げていただいたことへの感謝と幸せを読むたびに感じております。
山口先生、今年もすばらしいコミカライズをどうもありがとうございました! 来年も引き続き楽しみにしております!
小説以外の活動としては、EYEDEARさまの「書くしか。」や「文芸ムックあたらよ第三号」、千羽稲穂さまの青春エッセイ「青い春を忘れない」に寄稿をさせていただくことができました。
自分で企画を立てて本を作りたいという思いはあっても実行に移すことはとてもできないので、毎度のことながら主催者さまには本当に頭が下がります。
多大な労力の上に乗っからせていただいているだけの私ですが、少しでも新たな色を加えることができていればと願ってやみません。
今回も素敵な機会をいただき、本当にありがとうございました!
また、今年もあさばみゆき先生、あんのまる先生、高杉六花先生、やまもとふみ先生といったものすごい作家先生方とランチ会などでお話をさせていただけて、本当にありがたく幸せでした。
皆さまの生来のクリエイターぶりや熱意やストイックさに毎回圧倒され、「すげえ……」と放心したのち自分もがんばろうと思える、本当に得難い時間になっているなと感じます。刺激をいただけるだけでなく視野が広くなるので、自分の課題が見つかったり、やり方を見直したりすることにもつながり、自分だけではなかなか稼げない経験値をたくさんいただいているなあと思います。
色々ごまかしながらなんとかここまで続けてきた私と違い、皆さま引き出しの多さや当たり前のように何年も書き続けていらっしゃる姿勢が本当にすごいのです。宇宙人のような私を受け入れてくださる優しさ、懐の深さもすごい。いつも本当にありがとうございます……!
来年も先生方のご活躍を見守らせていただきたいです!
そして、今年は公募にもチャレンジできました。児童文庫以外の文体で書くのは久しぶりで、こちらもとても楽しかったです。
来年は、「自分に何が書けるのか」ということよりも「何が書きたいのか」ということにフォーカスをあて、これまで書いてこなかったようなものも書けたらいいなと思っています。
知らず知らずのうちに自分に枷をかけてしまっていた気がするので、「どう思われるか」「商業で出せるのか」「発表の場は?」ということを気にせず、原点に立ち返って創作をしていきたいです。
小説の書き方についての記事も、時間があれば追加で書いたり、「これを使えばプロットが作れるかもしれないツール」を公開してみたりしようかなあと考えています。
最後に、今年見たり読んだりしておもしろかったものを発表します!(敬称略)
<本>
『PRIZE』村山由佳
『消えたモナ・リザ』ニコラス・デイ
『僕には鳥の言葉がわかる』鈴木俊貴
『会話を哲学する コミュニケーションとマニピュレーション』三木那由他
『考察する若者たち』三宅香帆
<映画>
『教皇選挙』
『チェンソーマン レゼ篇』
『10DANCE』
<ドラマ>
『ポーカーフェイス シーズン2』
『ブレイキング・バッド』
『ベター・コール・ソウル』
『ひらやすみ』
『イクサガミ』
<アニメ>
『メダリスト』
『タコピーの原罪』
『ダンダダン 第二期』
<漫画>
『ひらやすみ』真造圭伍
『ファイアパンチ』藤本タツキ
今年は読んだ本の冊数も少なかったけど、その他も例年より全然触れられてない!
来年はもっと意識的にインプットする年にしたいです。
まだまだ寒い日が続きそうなので、お体に気をつけて良いお年をお迎えください!
