今年はブログをがんばるとか言っておきながら4月5月とサボッてしまった七海まちです皆さんこんにちは。
もう一年の半分が終わるんですね。ついこの間お正月だったと思ったんですけど……ってこれ毎年言ってるような気がしますね。
年齢を重ねるごとに年月の流れもどんどん加速していって、おそろしいかぎりです。
では、6月のことをいろいろと書いていきたいと思います。
サキヨミ!12巻が発売されました
システム障害でどうなることやら……と心配していましたが、新刊、無事に書店にならんだようで安心しました。
バレンタイン回+レイラと深谷のスペシャル短編の収録された12巻、ぜひよろしくお願いします!
つばさ文庫公式サイトも見られなくなってしまっていますが、公式さんがnoteを開設してくださいました!↓
🍀 🍀 🍀 🍀
— 角川つばさ文庫公式 (@tsubasabunko) June 21, 2024
つばさ文庫の情報ページ
『角川つばさ文庫クラブ』
noteに開設しました!
🍀 🍀 🍀 🍀https://t.co/XA76Jr5phT
公式サイト停止中のため、ご迷惑おかけしており大変申し訳ございません。サイト復旧まで、つばさ文庫の情報をnote『つばさ文庫クラブ』でお届けいたします。
さらにさらに、とてもありがたいことに感想フォームもできたので、ご感想はぜひぜひこちらにお寄せください! お気軽に!どしどしと!
\\つばさ文庫の感想フォームができました!//
— 角川つばさ文庫公式 (@tsubasabunko) June 27, 2024
つばさ文庫の本の感想は
▼このメッセージフォームから送ってね▼https://t.co/5VMTxIi7cj
公式HP停止のため「みんなの感想」をご利用いただけない状況が続いており、大変申し訳ございません。
6月、7月刊の感想を、ぜひフォームでお寄せください!
お待ちしております!!
そして「サキヨミ!」13巻は、今年の秋に発売予定です!
いよいよサキヨミの力の秘密にせまる回になりそうです。
こちらも楽しみにしてもらえたらうれしいです!!
「書くしかないひとたちによるエッセイ集 (#書くしか)」に参加します
#書くしか 参加作家
— EYEDEAR|デザイン+出版+経理 (@eyedear_info) May 31, 2024
伊藤なむあひ
卯月みか
蛙田アメコ
烏丸紫明
木爾チレン
きたみまゆ
澤檸檬
十三不塔
鈴木輝一郎
蒼真まこ
遠宮にけ
七海まち
西門檀
蜂賀三月
八谷紬
花千世子
日崎アユム
藤白圭
松田詩依
みずのまい
望月麻衣
谷津矢車
ゆーき
ゆずはらとしゆき
夢見里龍
(五十音順・敬称略) pic.twitter.com/hRmsxs9kyC
お声がけいただき、「書くしかないひとたちによるエッセイ集(#書くしか)」に参加させていただくことになりました!
めちゃめちゃ豪華な執筆陣で驚きました……! この中にまじってしまっていいんだろうか……と戦々恐々としておりますが、皆さんの作品を読むのが今からとても楽しみです。
こちらのエッセイ集はただいま原稿募集中です。よろしかったらぜひご応募を! ごいっしょしましょう!!
→書くしかないひとたちによるエッセイ集(#書くしか)原稿募集のお知らせ
向田邦子と短編小説のこと
とつぜんですが、私は短編を書くことがとても苦手です。
その理由はいろいろあると思うのですが、ふと最近思ったのが、私の中にある短編小説の基準が向田邦子作品になってしまっていたからなんじゃ……?ということです。
向田邦子作品に出会ったのは高校時代、現代文の問題集を解いているときでした。それ以前にエッセイは読んだことがあったのですが、小説はそれが初めてでした。
そのとき読んだのは「かわうそ」。
一度読んだだけで、衝撃のあまり勉強どころではなくなってしまいました。あまりにも巧すぎたので。
その後他の作品も読みましたが、もう巧いなんて言葉じゃ足りないほど過不足なく完璧で、どうしたらこんなすごいものが書けるようになるんじゃ……としばらく落ち込んだほどでした。
それ以来ずっと、向田邦子の短編小説は、私の中の理想であり究極だったんです。
でも、ようやく気づきました。あれを目指していたら、永遠に「短編が苦手な人」のままじゃないか、と。
あれは彼女にしか書けないものなんだから、私は私にしか書けないものを書けばいい。どれだけへたくそでも、形にした以上、きっと何か意味を持つはず。
そう思って、これからがんばっていこうと思います。
(今思えば、サキヨミ!でのノイズの表現が「じじじ」なのは確実に「かわうそ」の影響です。普通に書こうとしたら「ザーザー」とか「ザザ……」とかになると思うんですよね……)
インプット報告
【今月見た映画】
・女王陛下のお気に入り
・バベットの晩餐会
・バグダッド・カフェ
・FALL
・ブラック・レイン
・ルックバック
FALLは上っているシーンからして心臓バクバクで、ちょっとこれ以上見続けるのは無理かも……って何度か目をそむけてしまいました。ですが「落ちる恐怖」にフォーカスしているのは前半のみで、後半は二人の関係や「いかに生き延びるか」が中心になってくるため、なんとか最後まで見ることができました。単なるワンシチュエーションスリラーではなく、きちんと人間ドラマが描かれていてよかったです。
ブラックレインは二度目の鑑賞でしたが、タイトルの意味を含めてほとんど内容を覚えていませんでした。松田優作や高倉健はもちろんのこと、この映画の大阪はブレードランナーみがあってやたらかっこいいです。
ルックバックは劇場での鑑賞。最初のシーンから泣いてました。絵を描く人だけでなく、何かを創ったり表現したりしたことのある人には特に刺さる作品だと思います。58分という上映時間もちょうどよく、作画や音楽も最高なのでぜひ。
【今月見たドラマ】
・JIN―仁―(一期、二期)
去年のこの時期はたしか「女王の教室」を見ていたような気がします。それをなぞるように、今年もなぜか昔のドラマを娘と二人で見ることになりました。
JINは再放送で何話か見ているはずなのですが、ほとんど記憶になかったため最後まで新鮮な気持ちで鑑賞することができました。面白かった! いい俳優さんがいっぱい出てて豪華でした。内野聖陽さんの龍馬、いいですね~。中谷美紀さんも綾瀬はるかさんも今と全然変わりません。すごい。
【今月読んだ本の中から一冊選んで感想書く】
・ツミデミック/一穂ミチさん
コロナ禍に翻弄される人々を描いた短編集。第171回直木賞の候補作ですね。
え、これはホラー……?ホラーなの……?とおそるおそる読み進めましたが、後半の三作はじんわりほっこり。どのお話も着地点が意外で楽しめました。ほんの数年前のことなのに、なんだか懐かしさを感じるのが不思議。
読んでいる間、いろんな感情にさせられて面白かったです。こんな人ほんとにいそう、こんなことほんとにありそうと思えるリアルさに始終ぞわぞわしました。
雑多な記事になってしまいすみません。
今年の夏も暑くなりそうですが、みなさん体調に気をつけてお過ごしください!